2019/05/15(水)vs福岡ソフトバンク 第8回戦 お互い主導権を握れなかったゲームは、最後に意外性の男が決めた

西武 5-4 ソフトバンク 勝 森脇 (1勝0敗0S) 負 森 (1勝3敗10S)


鬼門とも言える福岡でのソフトバンク3連戦。
カード頭を取ったライオンズは第2戦本田で勝ち越しを狙う。
ソフトバンク大竹は防御率パ1位。少ないチャンスをものにしたい。


初回 先頭釜元を遊ゴロに取った後、続く三森に四球を出すが後続を断ち無失点。
2回 グラシアルに内野安打を許すが、内川、牧原を連続の見逃し三振に取る。
3回 打順が2順目に入る。釜元にツーベースを許すが、無失点。
4回 デスパイネにホームランを浴び、続く松田にツーベースを許す。後続を断つがそろそろ捕まるか。
5回 釜元に四球を出し、今宮のタイムリーで同点に追いつかれ、直後のデスパイネ2打席連続2ランで逆転。ただ以降は抑え5回を投げきった。


本田 5回 86球、被安打6、与四球2、失点4(自責4)
さすがに3巡目までは通用しなかった。本田の出来る範囲での役目は果たしたので、ある意味計算は立つ。


6回 森脇がリリーフ登板。グラシアルが下がり、代打明石から。内川への四球がもったいなかった。無失点。
7回 森脇続投。2番からの上位打線だったが三者凡退。
8回 森脇3イニング目。明石に四球を出すが後続を断つ。


森脇 3回 42球、被安打1、与四球2、失点0
当初からロングリリーフを伝えられていたのかわからないが、ソフトバンクに流れを渡さないナイスピッチング。勝ちパターンを休ませることもできた。プロ初勝利!


9回 表の攻撃で逆転したため増田が登板。釜元に内野安打を許すが、球は走っていて安心して観ていられた。


今日は1点ビハインドで森脇が登板し、3回無失点の好リリーフ。
ただ四球も2つ出してしまっているので、こういうのを減らすことができれば首脳陣の信頼を勝ち得ていくだろう。


打線は昨日と同じオーダー。
娘が誕生した山川が2ホーマー。しかしいずれもソロで、今日は秋山がブレーキだった。
また無死一、二塁のチャンスが4回と5回の2度あったがが生かしきれず、ゲームの主導権を握れない。
しかし1点ビハインドでの9回、木村のバント失敗で敗戦を覚悟したところで十亀と並ぶ「意外性の男」外崎が値千金の逆転2ラン。
外崎の復調は本物だったようだ。


今日はソフトバンクも拙攻続きで、5回の逆転以降は追加点が取れず、どっちに転んでもおかしくなかった。一発で流れを引き寄せることのできる柳田の不在が大きく響いているようだった。


福岡でなんとカード2戦目で勝ち越しを決めた。
開幕3タテの借金は早めに返済したい。明日も堂々と戦い、勝利をつかんで欲しい。