2019/05/14(火)vs福岡ソフトバンク 第7回戦 打線が光成を援護。ゲームの主導権を渡さずカード頭を取る。

西武 11-7 ソフトバンク 勝 高橋光 (3勝4敗0S) 負 椎野 (0勝1敗0S)


長期ロードの山場、ソフトバンク3連戦。
先発は中5日で髙橋光成。
3登板連続炎上中かつ中5日と不安材料が多いが、指名された以上は仕方ない。
ゲームメイクできるピッチングを期待したい。


初回 先頭の釜元を四球で出す。盗塁、内野ゴロで進塁、グラシアルの場面でパスボールして失点。嫌な流れだったが、追加点は許さず。
2回 グラシアル、牧原にヒットを許すが甲斐を併殺に取る。甲斐は北九州が得意だというのでハラハラしたが無失点で切り抜けた。
3回 釜元に中安打を打たれ、3回連続で先頭を出してしまう。なかなかリズムに乗れないが後続を断ち、この回も無失点。
4回 エラー、ボーク、四球も絡んだタイムリーで2失点。ただ味方の援護点があったからか、大崩れはせず2点で止める。
5回 先頭の今宮、続くデスパイネに連打を浴びる。無死二三塁とされるが、松田内野ゴロ間と内川のピッチャーへのタイムリーの2点に止めて、大量失点とはならなかった。さすがにこの回までだろう。


髙橋光成 5回 89球、被安打8、与四球3、失点5(自責2)
試合前まではどうなることかと心配していたが、背水の陣で覚悟を決めたかこれまでのように大崩れしなかった。毎回のように先頭を出すなど不安定さはあったが、それでも相手に流れを渡さずにゲームを作った。ナイスピッチング。


6回 髙橋光成を引っ張ることなく平井にスイッチ。今日は真っ当な継投。難なく三者凡退。
7回 前言撤回、なんと平井が回跨ぎ。球審との相性も悪く、連続四球で無死満塁とする。しかし続くグラシアル、内川、牧原を斬った。牧原のゴロ処理は源田のナイスプレー。
8回 ヒースが登板。先頭甲斐に2ベースを打たれ少し嫌な流れになりかけたが、釜元、三森、今宮を斬って取り四凡。
9回 6点差なのでマーティンが登板するが大乱調。振り逃げで松田を出してから3連続四球で押し出し。結局増田を出すことになってしまう。明石に犠飛で1点を許すが、釜元を空振り三振に取り試合終了。


ただでさえ計算できる投手が少ない中マーティンがこれでは。。先発の引っ張り、平井の回跨ぎ、大差でも増田の登板がますます常態化されるだろう。


打線は森と外崎の打順が違うだけで、ほぼ開幕オーダー。
嫌な失点をした1回裏だったが、直後の2回表に外崎の逆転3ランで流れを取り戻す。
ここからゲームの主導権を握り、得点を重ねることで不安な髙橋光成を助けた。


終わってみれば先発全員安打。外崎が復調したかと思ったが、金子も木村も今日は打っているので、判断するのは早い。


不安定な先発を擁して勝つにはこういう形しかないのか。
いずれにせよ福岡でのソフトバンク戦でカード頭を取れたのは大きい。
残り2試合、恐れることなく勝ち越しを狙いに行って欲しい。