2019/05/21(火)vs福岡ソフトバンク 第10回戦 山川凱旋弾で試合を決める。ただチームの負の面も露わになったゲーム。

西武 7-6 ソフトバンク 勝 十亀 (2勝0敗0S) 負 東浜 (2勝2敗0S)


長期ロードも残り2試合。
対戦相手は先週に引き続きソフトバンク。前カードは勝ち越し。
先発は十亀。松田との対戦も気になるが、まずはしっかり試合を作りたい。


初回 釜元、周東、今宮を三者凡退、11球。上々の立ち上がり。
2回 二死からグラシアル、明石に連打を浴びるが無失点。ゾーンでしっかり勝負できている。
3回 釜元にヒットを許すが四凡。毎回空振り三振とれているのもいい。
4回 連続三振で二死からグラシアルにソロホームランを浴びる。グラシアル絶好調か、ソロでよかった。
5回 甲斐にこの日初めての四球を出すも後続を断ち無失点。
6回 二死から松田に四球を出す。続くグラシアルに芯で捉えられるがサードライナー。


十亀 6回 96球、被安打4、与四球2(死球0)、失点1(自責1)
東浜とは対照的にゾーンで勝負ができていて、試合をしっかり作った。松田には最後の四球を除いて抑えた。
7回も続投させておけば、は結果論。


7回 平井がマウンド。明石を空振り三振にとるが、続く牧原に四球。甲斐に不運な内野安打を許してから一気に流れが悪くなる。この回なんと3四球。タイムリーと押し出しで2失点。最後は二死満塁で松田の場面、逆転を覚悟したがなんとかライトフライに打ち取り、リードを守りきる。


8回 ヒースにスイッチ。グラシアル、明石と簡単に二死にしてから連打を浴びる。しかしここから森が2度にわたるパスボールで2失点。いずれもノーバウンドでのパスボール。ゲーム終盤での森のミスが目立つ。


9回 増田がマウンド。先頭今宮にヒットを許し、続くデスパイネの内野ゴロゲッツーがリクエストによってデスパイネは残る。ここからまたズルズルと流れが悪くなり、松田がヒット、グラシアルのタイムリーで1点差。明石のキャッチャーゴロを森がミットからこぼして満塁。代打内川でこの試合2度目の逆転を覚悟したが空振り三振で逃げ切った。このボールも森は落としていたが。。。


十亀の好投が大きかった。今日は100球でスイッチと決まっていたらしい。
ただやっぱり十亀には「試合を作る」から「1試合投げきる」フェーズに戻ってきて欲しい。


打線はオリックス戦と同じオーダー。
打線はうまく機能している。木村は今日は3三振で出塁なしだが、金子は3四球で3出塁。
立ち上がりから制球できていない東浜をもっと早くマウンドから降ろしたかった。
7回1点差とされてからの山川の3ランはお見事。本人も鳥肌と言っていたが、観ているこちらも鳥肌が立つホームランだった。


さてまずは7回平井。ライオンズファン誰も平井を責めることはできない、むしろ同点に追いつかれなかっただけ賞賛すべきかもしれない。
これまでのハイペースでの登板が原因なのか定かでないが、平井に救援を出せる投手は誰一人いないのでより一層大切に使ってもらいたい。
とにかく今日は39球も投げてしまったので、明日はマウンドに送り込めない。今日勝てて本当に良かった。


そして森。今日はそもそも十亀-岡田のバッテリーだと思ったが、スタメンマスクは森。
打の方は文句なし。5回押し出しの四球も素晴らしかった。
ただ最近不安視されてきた守備が一気に崩壊。2度のパスボールもそうだが、盗塁も刺せなくなってきた。捕球ミスに送球ミスで甲斐にまで盗塁を許す始末。
パスボールの後もバウンドの球をミットだけで捕りにいっているので、ちょっと限界かもしれない。


明日は髙橋光成先発で引き続き那覇。
大竹を早々に攻略して、大量リードのなか平井・増田を休めつつ勝てれば理想だが、そうはうまくいかないだろう。
もし明日も森がスタメンのようなら、ひょっとしたら岡田は怪我しているのかもしれない。