2019/05/29(水)vs楽天イーグルス 第9回戦 十亀好投!東北遠征連敗阻止!

西武 4-1 楽天 勝 十亀 (3勝0敗0S) 負 古川 (1勝2敗0S)


東北遠征2連戦の第2ラウンドは青森県弘前市
ビジターとなるが外崎凱旋試合。昨夜の送球ミスを帳消しにする活躍を期待したい。
先発は十亀と古川。十亀は先発2連勝中だが果たして3連勝となるか。


初回 辰巳にツーベースを浴び、二死三塁でウィーラーを迎えるが勝負せず四球。続く銀次を打ち取り無失点。
2回 島内に死球を当ててしまうが四凡。
3回 二死から浅村に四球。続くウィーラーにレフト線ツーベースを打たれ二死二、三塁から銀次にライト前タイムリーで1失点。二死一、三塁でブラッシュを迎えるが勝負せず歩かせ次の島内を打ち取り最少失点に留める。
4回 小郷、堀内、茂木を三者三振で斬る。
5回 先頭辰巳を四球で出すが、続く浅村、ウィーラー、銀次を打ち取る。
6回 島内センター前から二死二塁の場面で楽天ベンチが動き、代打・山下登場。ライト前へ運ばれるが島内が本塁突入を試みタッチアウト。中継プレーもよかった。


十亀 6回 115球、被安打5、与四死5、失点1(自責1)
7つの奪三振を記録する好投。
ピンチの場面でウィーラー、ブラッシュと無理に勝負せず後続で打ち取るクレバーなピッチングを披露した。


7回 1番茂木からの打順で小川がマウンド。対左の被打率が悪いが、サウスポーのリリーフなら左打者を抑えてナンボ。今日は茂木、辰巳の左2人を打ち取り森脇にスイッチ。
対右のワンポイントテストとなる森脇は2点リードで浅村。0−2に追い込んでからなんと3球勝負し、ライトへ弾かれる。そして迎えるはウィーラー、一発だけは絶対に避けたい場面。カウント3−1から低めにフォークを2球投じて見事空振り三振を奪った。


8回 リードを3点と拡げて、5番から銀次、ブラッシュ、島内の打順だがなんと平井をマウンドにあげる。疲労うんぬんではなく、シンプルに平井を使う理由なくない??普通にヒースでよかったのでは。平井は難なく三者凡退に抑えた。


9回 守護神増田。8,9,1番の打順なので全く心配することなく三者凡退で抑えた。


楽天打線は浅村、ウィーラー、ブラッシュだけ注意すればなんてことない。
森と十亀もその点意識していたようで、無理に勝負せず失点を防いだ投球は見事だった。
打順でウィーラーとブラッシュの間に銀次を挟むのはどうなんだろう。浅村、ウィーラー、ブラッシュの並びの方がよほど嫌な打線のように思うが。


ライオンズの野手陣は3回の3連打で先制はお見事。源田送りバントから外崎の犠牲フライでもう1点追加し、このイニング1点だけにしなかったのが良かった。3連打の最初は戸川からで、スタメン起用に毎回応える活躍している。
古川を6回まで投げさせず、もっと早くマウンドから降ろすことができればなお良かった。


気になったのは7回の二死一、二塁で山川の打席、カウント3−0から打ちに行ってショートフライ。3−0から打ちに行くのは否定しないが、打ちに行くならしっかり決めてくれ。
そして8回無死一、二塁で戸川の代打で熊代が登場し、なんと送りバント失敗。
バントが簡単とは言わないが、さすがにここは決めて欲しかった。


東北での楽天2連戦最悪の連敗を避けることができた。
パリーグは相変わらず混戦状態で、交流戦いかに勝ち抜くがポイントになるだろう。
金曜からの交流戦前ラストカードはZOZOマリンでロッテ戦。
チームに弾みをつけるナイスゲームを期待している。