2019/06/01(土)vs千葉ロッテ 第10回戦 両先発崩れて競り合いになるも延長で敗れる。

西武 7-8 ロッテ 勝 唐川 (3勝3敗0S) 負 平井 (1勝1敗0S)


交流戦前最後のカード、初戦を勝利して迎える第2戦は榎田とボルシンガーのマッチアップ。
榎田は直近2登板いずれも5失点とピリッとしない内容。
今日は早めにボルシンガーを攻略し、優位に試合を進めたい。


初回 先頭荻野を四球で出し、2番鈴木大地に2ランを浴びる立ち上がり。この回さらにもう一つ四球を出してしまうが2失点に止める。
2回 8番三木からの打順を三者凡退。
3回 井上に2ランで2失点。井上とは相性が良くない。
4回 8番三木から四凡。
5回 2番鈴木、3番清田に連打を浴びて降板。


榎田 4 0/3回 90球、被安打7、与四死2、失点6(自責4)
得点した裏の守りで吐き出し、ゲームを優位に進めることができなかった。
リードをギリギリ守ったのは評価できるが、できれば6回最悪でも5回は投げきって欲しかった。


5回 無死1,2塁からマーティン。井上のライトフライを戸川が落球。その後犠飛、内野ゴロで2点取られるが被安打も四死球もなかった。
6回 マーティン続投。香月に右安、中村のエラーでランナーを溜めて降板、小川にスイッチ。鈴木大地を併殺にとりこの回無失点。
7回 3番清田からの打順で森脇がマウンド。今日は平井お休みデーのようだ。清田に2ベース、井上に死球、中村にタイムリーを浴びて降板。森脇は競ったゲームでの上位打線はまだ厳しそう。
齊藤大将がマウンド。代わった直後に菅野に死球を与え、1死満塁とするが三木と江村を打ち取りこの回1失点の同点止まりで凌ぐ。
8回 ヒース久々?のマウンド。1番荻野からの上位打順だったが難なく三者凡退。ヒース怪我じゃないんだったらもっと起用して欲しい。
9回 抑えれば延長戦の4番井上からで増田をマウンドに送り、力で押し切り無失点。
10回 9回勝ち越しできず、もう勝ち目のないゲームだったがまさかの平井を登板させてしまう。2死2塁から荻野に2ボールを与えて敬遠し、鈴木大地と勝負を選ぶがサヨナラタイムリー。なんと平井に負けがついてしまった。


森と平井はお休みデーだと思っていたので、森脇やマーティン使って同点に追いつかれるのは正直仕方ない。リズムも悪く、先発として責任を果たせなかった榎田に敗因がある。
しかし解せない10回の平井起用。
平井を使うなら7回だし、休ませるなら10回は佐野でよかった。
仮に10回無失点で切り抜けられたとして、11回は誰を投げさせるつもりだったのか。
結局終わってみれば負けゲームで平井も増田も使い、休めたのは森だけだった。


野手陣については森抜きで7点取れば充分仕事したと言える。
戸川の2試合連続エラーがあり、暫くは中盤まで戸川で終盤木村の守備固めでいくしかない。
9回勝ち越しのチャンスで木村の打席、ファーストストライクのど真ん中を見逃して、ラストボールのワンバンクソボールを空三振で倒れた時点でこの試合は諦めるポイントだったのかもしれない。


お休みと思われた平井を使った挙句、負けを付けてしまったのが悔しい。
展開的にはよくある負けゲームだったが、後味の悪い結末となってしまった。


明日は松本航と石川の両先発。
勝ち越せればいいけれど、ビジターのうえ初戦を取っているので松本には気負わず堂々と投げて欲しい。