2019/06/23(日)vs阪神 第3回戦 3タテ回避も胸糞継投

西武 7-3 阪神 勝 松本航 (3勝1敗0S) 負 ガルシア (2勝3敗0S)


松本 航 5回 106球、被安打5、与四死2、失点1(自責1)
ボールは走っているように見えた。
2ストライクに追い込んでから、際どいコースを取ってもらえない、速い球カットされるでフルカウントとなり球数が嵩んだ。
しかし失点は初回のみ。その失点も悪い取られ方ではなく、試合の流れを相手に渡すことはなかった。
結果として今日も5回までとなったが、内容はとても良かったと思う。
三振を取れる決め球を取得できれば、DHのないリーグ戦で7,8回を余裕で投げられる。
後半戦ますます楽しみになった。


不穏な継投
6回からマーティン登板。
6点差となったが翌日から5日の休みがあるので、マーティン、平井、増田は絶対投入されると思った。
先頭マルテ、梅野に連続安打を許すがいずれもシングル。高山ファールフライ、木浪ゲッツーでナイスピッチングだった。
マーティン回跨ぎ、もしくはヒースへ繋ぐと思ったが7回に平井がマウンドに送られる。
1イニング早い。


不調に陥った平井
リリーフだって調子を落とすときはある。
先頭原口に安打を許した後、近本、糸原を打ち取り2アウトとするがここで切ることができない。糸井ヒット、大山タイムリー、マルテ四球とズルズルと失点してしまう。代打鳥谷がレフトフライでなんとか1失点で済んだ。


理解不能な平井の続投
球場にいる誰もが表の攻撃で平井に代打が送られると思っただろう、辻監督と小野コーチを除いては。
なんと平井は代打を送られることなく打席に立ち、8回のマウンドに向かった。
回が変わったからといっていきなり立ち直ることもなく、先頭高山ヒット、続く木浪タイムリーであっさり失点。その後も原口に四球、糸原ヒットでヒースにスイッチすることになった。
ヒースは後続をしっかり斬り、勝負をほぼ決める。なぜ8回頭からヒースを出さない。
5月の今井晒し投げ以来の心底腹がたつ胸糞悪いゲームとなった。


増田はまだ好調キープ
9回増田登板。山川のありえないクソエラーがあったが、集中切らすことなくきっちり抑えた。
平井は心配だが、増田はまだ好調キープのようで安心した。


序盤に攻めあぐねるも6回に集中打
スタメンから森と木村が外れ、岡田と愛斗がスタメン。
今日は岡田も愛斗もヒットを放ち、パワーダウンを感じさせなかった。
試合前半は中村以外にヒットが出ず、苦しい展開。
しかしガルシアは過去登板を見ても長いイニングは保たないようで、6回山川のヒットから繋がり一気に5点を取った。
特に下位の岡田、金子、愛斗の連打は素晴らしかった。
しかしその裏で外崎は一人大不振、このイニングでも一人で2アウトとなってしまう。3回でもチャンスで併殺打を打ったり、守りではセカンドゴロを内野安打にしてしまうなどいいところがなかった。


3タテ回避で交流戦を終える
勝ち越ししたかったが、初戦光成が崩れたことで3タテされてもおかしくなかった。
しかし本田にはまだ悪い流れを止める実力はなかったが、松本にはあったようだ。
パリーグ上位陣の勝ち負けも西武と連動してくれたおかげでゲーム差を離されることなく、順位も3位に上がった。
ソフトバンクが毎年恒例のように優勝を決めたが、まだまだ戦える位置。
ローテ再編して後半戦に突入するが、得意の夏場にどれだけ貯金を積み重ねられるか。
つまらないことでゲームを落とさないよう、今日のような意味不明理解不能な継投は絶対にやめて欲しい。