2019/07/04(木)vs日本ハム 第15回戦 一勝の重み

西武 2-8 日本ハム 勝 ニール (3勝1敗0S) 負 吉川 (0勝1敗0S)


ニール 6回 80球、被安打2、与四死0、失点0(自責0)
非常に嬉しい、とっても大きいニールの好投。
今年唯一の補強で獲得した新外国人は開幕ロッテに勝利して以降不安定な投球が続き、5月はファームで過ごした。
半ば「ハズレ外国人」と諦めていたが、腐ることなく下で調整し、6/20の中日戦では5回無四球、失点1という好投を見せた。
リーグ戦復帰となり、真価が問われるマウンドとなった今日のゲームでは、見事6回無失点で見事勝ち投手、3勝目を手にした。
前回と同じく打者19人を相手にしたが、奪三振が1→5に増えている。
髙橋、十亀と先発が立て続けに崩れていた中で6回を投げきり、チームを勝利に導いた投球はライオンズにとって大きな大きな一勝となった。


玉井に火消しされるもバーベイトを打ち崩す
3回、外崎のタイムリースリーベースで3点を先制すると、昨日と同じく栗山監督が早々と見切り、先発吉川から玉井にスイッチ。
押せ押せと行きたかったが、中村内野フライ、岡田ショートゴロで追加点ならず。
昨日を思い出させるような嫌な感じだった。
しかしニールが好投を見せ、日ハムに主導権を渡さず6回にバーベイトから5点を取り試合を決めた。


外崎バントも中村タイムリーで作戦功を奏す
5点を取った6回の攻撃は秋山、源田が出塁して無死1,2塁となり、ベンチは外崎にバントを指示する。
先日はバントするも後続倒れて無得点、また今日は外崎がタイムリーを放っているだけにこの作戦には嫌な感じしかしなかったが、外崎はバントを成功させる。
すると日ハムは山川を敬遠して満塁で中村勝負。見事走者一掃のタイムリーで、この作戦は大成功となった。


一勝の重み
改めて思ったのは一勝するのがどれだけ難しいのかということ。
自分含め、我々ファンは「このカードは最低限勝ち越し」「9連戦は5−4で御の字」などと軽い気持ちで言い放つが、そんな簡単なことではない。
先発が当たり前に試合を作ることなんてないし、打線が当たり前に5点取ることもない。
首位ソフトバンクは2位楽天を3タテし、いよいよ独走態勢に入りつつある。
それを止めるのはライオンズしかいないという気概を持ち続けながらも、決して下位チームに対して油断することなく全力で勝ちにいって欲しいし、自分も全力で応援したい。
明日は今井。オリックス戦で見せた好投を明日も再現して欲しい。