2019/08/06(火)vs楽天 第12回戦 ボロボロの敗戦。さあここからどうする

西武 0-10 楽天 勝 弓削 (2勝0敗0S) 負 今井 (6勝9敗0S)


今井 達也 2回 65球、被安打5、与四死2、失点4(自責4)
特にコメントもしようのないほどダメダメだった。
初回の3失点もさることながら、やはり2回下位打線からの打順で簡単に二死とった後、太田に繋がれて上位に回った途端に全然ストライク投げられない。
慎重になりすぎているというべきか、ビビリのヘタレというべきかはわからないが、球質やフォーム以前にこういう投手として致命的な部分をどうにかしないと同じ登板が延々と繰り返されるだろう。
本来こういう時にローテの軸となるエースピッチャーを見て学び、治していって欲しいところだが、相次ぐエースの流出、多和田と榎田の離脱、投手補強なしという状況が今井を救えずに追い込んでいる。
当たり前だがローテ頭を投げるべき投手ではない。これは今井に同情すべきところだ。


先発が持たず今日も佐野、平良、小石フル回転
先日までは勝ちパターンの平井や増田の登板過多を気にすることが多かったが、まさかここにきて敗戦処理投手の疲労を気にする状況になってしまうとは。笑
全員綺麗に点数を奪われていってしまったが、そもそも敗戦処理なので充分よくやっている。
高木勇人や齋藤大将みたいに敗戦処理すらできない投手もライオンズにはいるので。。
とはいえまだ未来ある佐野や平良をこういう形で消費していってしまうのは。やはり望ましいリリーフ運用ではないだろう。


打線も散発4安打で見どころなし
売り出し中の好投手は打てません!
初回に秋山先頭2ベース打ったのに1点も返すことができなかった時点で、大方今日の結果は見えた。
現地観戦のファンには申し訳ないが、勝ち目のないゲームでハッスルする必要はないので今日の結果は仕方ない。強いて言えば山田や愛斗はこういう試合でアピールしないでいつするんだよとも思うが。


岡田も離脱で中田が急遽昇格
日曜のクロスプレーで交代した岡田が、結局怪我が登録抹消。復帰時期は未定となった。
これで実質捕手は森1名体制になったが、誰が見てもわかるくらい負担が大きい。
このオンボロ投手陣相手にマスクを被り、攻撃では不甲斐ない四番の代わりに懸命にランナーを返している。
その森も明らかに左手は故障している様子で、今日も守備では後逸、打席では片手でスイングしていた。(それでもヒットを放つのが凄まじいが)
辻監督もコメントしていたが、いよいよスタメンが組めなくなってきた。


このまま為す術なく墜ちていくのか。
いや、昨年のリーグチャンピオン埼玉西武ライオンズがこんな簡単に白旗あげていいわけがない。
臭いことを書くが、チャンピオンの誇りをもう一度思い出し、苦しい逆境を撥ね退けて、頂点へ突き進んで見せろ!
さあここからが勝負だ!

2019/08/04(日)vsオリックス 第18回戦 マーティン粘投で3タテ回避

西武 5-4 オリックス 勝 小川 (1勝1敗1S) 負 近藤 (3勝5敗1S)


ニール 5回 103球、被安打8、与四死2、失点3(自責3)
ナイスピッチングではなかったが、試合は作ってくれた。
初回立ち上がり3連打を浴び、さらに四死球で2失点。
2回も2安打で1失点してしまう。
しかし3回以降は毎回ランナー出すも得点与えず5回を投げ切った。
球数も嵩み、最近の登板と比べたら物足りない内容ではあったが、先発が3試合連続で崩れているチーム事情を鑑みれば十分であった。
今回も前回も本来ならば勝ち星がつくはずだったが残念。
現状計算できるローテーション投手はニールだけになってしまった。


マーティン粘投で3タテ回避
今日の勝利は後述の主軸2人とマーティンの踏ん張りで掴んだものだ。
ニールから繋いだ6回は平井がマウンドに上がるが、リード守れず1失点で小川に譲ってしまう。
再度1点勝ち越した7回表だったが、裏からの守りでマーティンがコール。回を跨いで2イニングなんと無失点、1点リードを守る好投を見せた。
完璧な投球とは言えないが、適度に球が散らばり、チェンジアップをしっかり落とすことで的を絞らせなかった。


主軸の秋山、山川に一発&タイムリー
結局のところ外崎や森、中村がいくら打とうがチームの勝敗を決する打点は秋山と山川が打たねばならないわけで。
チームがうまく波に乗れていないのは2人の不振によるところが多分にある。
今日はその2人にそれぞれ一発が出て、秋山にはもう一本タイムリーも飛び出した。
ふりかえれば絶好のチャンスを悉く潰したゲームだったが、この2人が打ったから試合は勝てた。
故障者が相次ぎ、打線としての火力は弱いかもしれない。
ただこの2人がしっかり仕事をしてくれるのならば、結果は自ずとついてくるはずだ。


岡田も負傷交代
DH森、キャッチャー岡田の布陣で挑んだゲームだったが、6回クロスプレーで負傷。
結局グラウンドには戻れずDH解除で森がマスクをかぶることに。
怪我人が止まらないライオンズ。
負の連鎖がここで止まればいいが。。


今週は3勝3敗
首位ソフトバンク相手に2−1と勝ち越したが、最下位オリックスに1−2で負け越してはなんの意味もない。
つくづく木曜と金曜落としたのが悔やまれるが、過ぎたことを言っても仕方ない。
火曜から楽天を所沢で迎え撃つ。
今シーズンは楽天相手に借金状態。
このカード3タテで5分に持っていくんだと、強い気概を持って挑んで欲しい。

2019/08/03(土)vsオリックス 第17回戦 多和田、崖っぷち

西武 1-4 オリックス 勝 山本 (6勝4敗0S) 負 多和田 (1勝6敗0S)


多和田 真三郎 2.2回 74球、被安打7、与四死3、失点4(自責4)
今期最短2.2回KOとなった。
直球はスピード出ず、制球はボロボロ。
本人曰く調整がうまくいってこれだというのだから、もはや言葉もない。
これから残りのシーズン、穴だらけのローテで回っていくのか、二軍で再調整するのか。
この判断が多和田の野球人生を大きく分けるだろう。
いま大きな人生の岐路に立たされている。


山本由伸に手も足も出ず完敗
多和田のKOと同様に、この結果も予想を裏切るものではなかった。
チャンスらしいチャンスもなく9回完封を掛けたマウンドに登られてしまう。
1番からの打順で、秋山、外崎が連打。森も際どいボールを見極め四球。
無死満塁のこの試合最初で最後のチャンスが訪れたが、山川は絶好球を捉えることができず犠飛が精一杯。
代わったディクソンにメヒアと佐藤はあっさり捻られ試合終了となった。
このゲームは最初から期待していなかったから結果は受け入れるが、だからこそ昨日と一昨日は落としたくなかった。


金子、源田に続き中村も離脱か
中村はスタメンに名を連ねたが、1打席で交代。
右足の甲を痛めてスイングできない状況だという。
チームの崩壊が止まらない。
エース不在、主軸の不振、リリーフ崩壊、主力の相次ぐ離脱。
どこまで堕ちるのか、どこで踏みとどまれるのか。
いよいよ正念場だ。