2019/07/10(水)vsソフトバンク 第14回戦 意地を見せて3タテ阻止!貯金1でシーズン折り返す

西武 7-3 ソフトバンク 勝 ニール (4勝1敗0S) 負 和田 (2勝2敗0S)


ニール 5.2回 94球、被安打7、与四死2、失点3(自責3)
なんとか先発としての役割を果たした。
毎回のように先頭打者に打たれ、盗塁も簡単に許してしまい得点圏にランナーを背負う場面が目立った。
初回と2回はなんとか無失点で凌ぐものの、3回は3安打打たれ2失点。(牧原のはエラーにも見えるが)
エラーで出した先頭打者は還しても仕方ないが、2点目は余計だった。
4回も先頭松田に打たれ、二死から牧原に死球と嫌な流れだったが周東を打ち取り無失点。5回は逆転した裏の守り2番からの打順だったが、ここを三者凡退に抑えたのがよかった。
6回投げ切りたかったが、2人ランナーを出して降板。2点リードでは無理に引っ張れない。
前回、前々回とローテを守り好投。今日も試合を作ったので、後半戦にも期待したい。


序盤チャンスを潰して嫌な流れ
初回は秋山が出塁。源田がすかさず送りバント。(個人的には反対)
外崎三振、山川四球で二死1,2塁とするが中村倒れて無得点となる。


2〜4回を三者凡退に抑えられる
和田にスイスイと三者凡退に抑えられてしまう打線。
4回は3番からの好打順だったが、外崎、山川連続三振。先制された直後の攻撃、1点でも返したいところだったが意気消沈。和田にこの回まで6三振取られてしまった。


岡田、木村ホームラン!
敗戦ムード漂う中、流れを変えたのは岡田そして木村の伏兵2発!
岡田は引っ張りテラスへ、木村は流してスタンドに放り込んだ。
左右病でスタメン起用された2人が結果を出す。左右病とか言って申し訳ない。


ようやくチャンスでタイムリー!
秋山四球、源田レフト前で1,2塁とし、外崎の打席中に和田が降板。
2番手田中が登板するが外崎がライトオーバーのタイムリースリーベースで2点勝ち越しに成功する。今日の外崎は3三振と状態は悪かったが、一番いいところで一本が出た。
山川にも続いて欲しかったがフライを打ち上げ攻撃終了。


7回ダメ押しで本来の威力発揮
先頭秋山2ベース。源田今日2回目の送りバント。ここはどうしても追加点が欲しいので当然。
外崎倒れて二死となるが山川がここで一発!効果絶大のホームランとなった。
続く中村もホームラン。試合を決定づけた。
本来ならさらに森も加わる打線。このチームは打って初めて試合になる。


マーティン、平井、増田の勝ちパターン投入で勝利
盤石リレー、盤石の内容だった。平井は3連投となったがやむなし。
ヒースは信用に欠ける投球が続いているが、この3人は本当によくやってくれている。
1点の追い上げも許さず、勝利を手にした。


一矢報いたライオンズ、3タテ阻止
負け越しには変わりないが、1−2と0-3じゃ天と地ほどの差がある。
そしてヤフオクドームでのソフトバンクに勝って終えたのは大きい。
ソフトバンクもリリーフが疲弊して綻びがあることがわかった。中盤以降に畳み掛けるライオンズにとっては悪くない条件だ。
ゲーム差は厳しいものがあるが、優勝を諦めるにはまだ少し早いだろう。


ビジター9連戦は3勝6敗、前半戦を貯金1で折り返す
よくもないけど、悲観するほどでもない。
浅村は抜け、去年のローテ投手は今井と十亀だけの先発陣でなんと貯金がある!
大型連敗していないことと、ケガ人を出していないことでペナントレースになんとか踏みとどまっている。
またこの最終カードに山川に2発出たのも後半戦に向けて好材料だ。


いよいよ来週から後半戦の火蓋が切って落とされる。
まず月曜からのホーム6試合をしっかり勝ち抜き、後半戦ロケットスタートを決めたい。

2019/07/09(火)vsソフトバンク 第13回戦 十亀粘りのピッチングも報われず

西武 2-3 ソフトバンク 勝 高橋礼(8勝2敗0S) 負 十亀 (3勝4敗0S)


十亀 剣 7回 116球、被安打3、与四死3、失点3(自責1)
初回の守り、山川のエラーで先頭を出して福田に逆転2ランを浴びる。
その後2四球を出し、上林のタイムリーで3点目を取られる立ち上がり。
しかし2回以降は切り替えて緩急を使いながらアウトを重ねる。
4回、先頭松田に打たれて、続く上林に死球を与えて嫌な流れだったが後続を断つ。
結局それ以降7回までヒットなし。十亀の踏ん張りに応えたかった。


3試合連続でチャンスを潰しまくる
2回、二死1,3塁で鈴木二ゴロ。
4回、一死1,3塁で栗山併殺。
5回、一死2,3塁で追加点ならず。
8回、二死2,3塁で栗山三振。
打線の状態が悪すぎる。これでは相手がソフトバンクでなくても勝てない。
ここが年間の底だと信じて、夏場の復活を待つしかない。


連夜のバント作戦失敗
昨日の外崎の失敗で反省したかと思いきや、そうではないようだ。
9回に金子が内野安打で出塁をもぎ取る。
次打者の鈴木でまたもバント指示。1点ビハインドの9回表になぜわざわざ1つアウトを献上するのか。外崎だから、鈴木だからとかではない。
結果は最悪のゲッツー。辻監督果たしてなにを思うのだろうか。


十亀の粘投に応えたかった
初回の3点は悔やまれるが、必死にリズムを作っていた。
しかしチャンスを潰し続けてわずか2点止まり(1点は内野ゴロ)
ライオンズは8安打を放ち、対するソフトバンクは3安打なのに結果は負け。
最悪のチーム状態だが、オールスターで雰囲気をガラッと変えたい。
ただその前に明日こそソフトバンクに一矢報いたいが果たして。

2019/07/08(月)vsソフトバンク 第12回戦 熱戦を演じるも結局負け

西武 7-8 ソフトバンク 勝 椎野 (3勝1敗0S) 負 佐野 (0勝2敗0S)


髙橋 光成 6回 92球、被安打8、与四死2、失点5(自責5)
5点取られたけれどよく粘ったピッチング。
前回8連打KOの時に単調になってしまったことを反省して、球を長く持ったり、クイックしたりなど工夫が見られた。
デスパイネのソロHRは仕方ない。上林のHRも打った上林がすごかった。
特筆すべきは3回、甲斐、上林に連打を浴びて無死1,3塁とされるが、内野ゴロの1点のみで凌いだ。
終盤の逆転劇は光成の粘りが呼び込んだものと言っていい。
オールスターでの好投を期待している。


再三チャンスを潰す
3回、4回、5回といずれも得点圏にランナーを進めるが昨日に引き続きタイムリーが出ない。
その裏でソフトバンクは1点ずつ得点し、対照的なゲーム展開となった。


山川に待望の一発!
6回、とうとう山川に一発が飛び出す。
四番の一発はやはり違う。この一発から試合の流れが変わり、7回の攻撃に繋がっていく。


7回執念の同点劇
マウンドは武田。金子、鈴木が倒れ二死となるが、武田が崩れ始め秋山、源田が連続四球。外崎内野安打で1点を返すと、前の打席HRの山川がレフトへタイムリー!
たまらず高橋にスイッチするが森も四球。二死満塁から頼れる男、中村が同点タイムリー!
押せ押せで行きたかったが、栗山が凡退。今日は栗山がいい流れを全て堰き止めてしまった。


9回森の起死回生の逆転2ラン!
7回裏に勝ち越しを許してしまう。
1点差で後のない9回表、先頭の源田が2ベースを放つ。
ここでなにを血迷ったか首脳陣、外崎に送りバント指示。ゲッツーもなければワンヒットで還れるのに何故バント?結局送ることすらできず外崎三振に倒れる。
山川セカンドゴロで2アウト。万事休すかと思いきやなんと森がレフトへ起死回生の逆転2ラン!9回表に逆転であとは裏の攻撃を抑えるだけとなった。


9回裏、上林にこの試合2本目の同点ホームランを浴びる
抑え増田が満を持してマウンドに。
力あるストレートで先頭高田を三振にとる。
次は今日当たりまくりの上林。追い込んでからのストレートが僅かに外れてボール。
フルカウントから気持ち入れ直して低めに投げ込むが上林がうまく拾い、なんとライトスタンドに届いてしまう。これは上林を褒めるしかない。増田は責められない。
ゲームは延長戦へ突入する。


延長イニングで勝ち越しできず
10回は三者凡退に抑えられるが、11回、12回は得点圏にランナーを進めるもあと一本が出ず勝ち越しできない。ソフトバンクのリリーフの意地を見せられる。


12回裏、とうとう力尽きる
佐野が11回から続いて回跨ぎ。
先頭牧原のセーフティバントはうまく処理してアウトを取るが、福田にセンター前へ運ばれる。内川のところでヒースにスイッチするのかと思いきや、佐野続投。ライト前へ運ばれ1,3塁。代打塚田を申告敬遠で満塁策を取るが、続く代打栗原にきっちり外野へ犠牲フライを打たれてサヨナラ負け。


力負け
僅かに見えて、はるかに遠い力の差。
5点差追いつく打線の執念を見せてくれたのは良かった。
今日は栗山、金子が大ブレーキだった。どこかで一本出ていれば、と悔やんでも仕方ない。
どうしても勝ちたかった初戦だったが、結局落とすことになった。
明日からヤフオクドーム2連戦だが、気持ち切り替えるのは流石に厳しいだろう。
3タテは回避して欲しいが果たして。